ジュビロ磐田は明治安田生命J2リーグを制し、3年ぶりのJ1復帰を決めた。今季11得点をマークした山田大記は、J2優勝に貢献した人物の1人。中でも印象的だったのは、リーグ戦終盤で決めたゴールだろうか。

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　磐田の勝利へと導くゴールが生まれたのは、10月30日に行われた第36節の大宮アルディージャ戦。2試合勝ちから遠ざかっていた磐田は、1-1で後半アディショナルタイムを迎えた。引き分けが濃厚かと思われた96分、自陣右サイドからのロングボールに競り合った山田は、すぐさまこぼれ球に反応して左足を振り抜く。ボールはファーサイドのゴールネットを揺らし、磐田に決勝点がもたらされた。

　両足を自在に操る山田ならではのスーパーゴールだった。そのキックの精度はもちろん、土壇場でチームを救う一撃を決める勝負強さも素晴らしい。この勝利で首位をキープした磐田は、この試合を含めてラスト7試合を5勝2分で優勝へと突き進んでいる。磐田のJ2優勝を手繰り寄せる大きな勝ち点3だった。