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2021年欧州ベストイレブン。ユーロ優勝のイタリア、準優勝のイングランドを抑えて最も多くの選手が選出された代表チームとは…?

シリーズ:2021年ベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

パンデミックにより延期を余儀なくされた東京五輪(東京オリンピック)、ユーロ(欧州選手権)、コパ・アメリカ(南米選手権)が行われた2021年も幕を閉じた。今回は、2021年を彩った選手の中から、欧州国籍限定のベストイレブンを選定した。(成績は2021年12月27日時点)


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【写真:Getty Images】


クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表/マンチェスター・ユナイテッド)
生年月日:1985年2月5日(36歳)
リーグ戦成績:24試合17得点2アシスト(ユベントス)
リーグ戦成績:13試合7ゴール2アシスト(マンチェスター・ユナイテッド)
ポルトガル代表成績:184試合115得点41アシスト


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 世界最高の選手に贈られるバロンドールを5度獲得したクリスティアーノ・ロナウドは、36歳となった現在も健在だ。2020/21シーズンはユベントスで29ゴールを決め、セリエAの得点王のタイトルを獲得。これによりプレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエAの3つのリーグで得点王に輝いた史上唯一の選手となった。21年夏には13年ぶりにマンチェスター・ユナイテッドに復帰。ユナイテッドでも継続して得点を量産しており、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグでは6試合全てでゴールを決めた。

 21年夏に行われたユーロ2020(欧州選手権)でポルトガル代表は、決勝トーナメント1回戦で大会から姿を消すこととなったが、4試合で5ゴールを決め、ロナウドは得点王に輝いた。また、9月には元イラン代表FWアリ・ダエイが保持する代表最多得点記録「109」を更新。年齢を感じさせない稼働率と決定力で今年も多くのサポーターを魅了した。

ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド代表/バイエルン)
生年月日:1988年8月21日(33歳)
リーグ戦成績:34試合43得点3アシスト
ポーランド代表成績:128試合74得点27アシスト

 2021年に代表最多得点記録を更新したクリスティアーノ・ロナウドを上回るペースで得点を量産したのが、バイエルンに所属するロベルト・レヴァンドフスキだ。2020/21シーズンは、リーグ戦29試合で41ゴールを決め、ゲルト・ミュラー氏が保持していたブンデスリーガシーズン最多得点記録を49年ぶりに更新。ブンデスリーガやクラブワールドカップといったタイトル獲得にも大きく貢献した。

 21年夏に行われたユーロ2020(欧州選手権)でポーランド代表は、グループリーグ敗退となってしまったが、レヴァンドフスキは3ゴールを決めた。そして2021/22シーズンが開幕して以降も好調を維持しており、前半戦終了時点で19ゴールを決めている。この結果、2021年にブンデスリーガで43ゴールを決めたこととなり、リーグ年間最多得点記録を49年ぶりに更新。またしてもゲルト・ミュラー氏が保持する記録を塗り替えた。

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