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ブラジルの希望! 最強の逸材5人。17歳で名門の主力を担う超新星、ペレとネイマールを上回る若さでプロデビューを飾ったのは?

シリーズ:最強の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

初の欧州移籍を果たした「カフー2世」

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【写真:Getty Images】



DF:ヴァンデルソン(モナコ)
生年月日:2001年6月21日(20歳)
昨季リーグ戦:30試合3得点2アシスト(ブラジル・セリエA)
市場価値:850万ユーロ(10.2億円)

 ヴァンデルソンは元ブラジル代表DFカフーやダニエウ・アウヴェスとも比較される期待の右SBだ。グレミオの下部組織出身で20年12月にトップチームデビューを飾ると、続く2021シーズンは開幕からスタメンに定着。スピードを活かしたドリブル突破とクロス精度に定評があり、デビューから半年弱でアーセナルやACミランからの関心が寄せられた。

 結果的にヴァンデルソンは2021シーズンに公式戦52試合に出場し、瞬く間にブラジルで注目を集める選手となった。一方でグレミオはリーグ戦で17位に終わり、17年ぶり3度目の2部降格が決定。こうした背景もあり、今冬に多くのクラブがヴァンデルソン獲得に興味を示し、結果的にフランス、リーグ・アンのモナコへと完全移籍を果たした。ジブリル・シディベ、ルベン・アギラールとライバルは強力だが、初の欧州移籍で結果を残すことはできるのだろうか。

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