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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング41~45位。高卒で欧州へと渡ったスピードスターに日本人史上最高額のGKとは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

43位:日本人史上最高額のGK

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【写真:Getty Images】


GK:川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
最高市場価値:300万ユーロ(約3.6億円)
更新日:2013年6月25日(当時30歳)

 2001年に当時J2に所属していた大宮アルディージャに加入した川島永嗣は、2003シーズンに正GKに定着した。2004年に移籍した名古屋グランパスでは楢崎正剛がいたため定位置確保には至らなかったが、2007シーズンより川崎フロンターレへと活躍の場を移すとすぐにスタメンの座を掴んだ。

 川崎では2007年から3シーズン連続でJ1全試合出場を達成し、2008年2月には日本代表デビューを飾った。そして2010年6月に開催された南アフリカワールドカップに臨む日本代表メンバーにも選出され、大会直前に楢崎から正GKのポジションを奪取。全4試合に出場し、サムライブルーの決勝トーナメント進出に大きく貢献していた。

 大会直後にベルギーのリールセへと完全移籍し、2年間に渡って正GKとしてプレー。そして12年夏にベルギーを代表する名門スタンダール・リエージュへとステップアップを果たした。1年目からリーグ戦全試合に出場した川島の市場価値は1年間で100万ユーロ(約1.2億円)上昇し、日本人GK史上最高額となる300万ユーロ(約3.6億円)に到達した。

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