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南野拓実が語る「改善できた一つのポイント」。最終予選初ゴールでサッカー日本代表を勝利に導く【W杯アジア最終予選】

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

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南野拓実
【写真:田中伸弥】



【日本 2-0 サウジアラビア カタールW杯・アジア最終予選】

 FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選の日本代表対サウジアラビア代表戦が1日に行われ、日本代表が2-0で勝利を収めた。南野拓実は試合後に自身のゴールと勝利について喜びを表した。

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 2次予選では7試合連続ゴールを挙げるなどチーム最大の得点源となっていたが、最終予選に入ってからは得点のなかった南野。だが今回は伊東純也からのクロスを受けて冷静に相手DFをかわし、貴重な先制点となるシュートを決めてみせた。

「やっぱり攻撃の選手として試合に出てる以上、ゴールという結果でチームに貢献したかったですし。最終予選でまだ点を奪えていなかったことに対してそこまで気負っていたわけではないですけど、チームのためにそこで貢献したいという気持ちがあったので。どんな形でもゴールはゴールなので決められて良かったです」と南野はゴールを喜んでいる。

 得点以外の面でも、チームや自身のプレーの改善に手応えが得られたようだ。「自分たちのストロングポイントを出せるように、そのためにどうすればいいかを常に考えていて。僕は中盤のポジションで前を向いてゴールに仕掛けていったりとか、ペナルティーエリアの中で仕事をするとか、(長友)佑都くんがなるべく高い位置でプレーできるようにとか。そういう部分は前の試合から改善できた一つのポイントかなと」

 3月にはいよいよ、ワールドカップ出場決定の懸かる最終予選最後の2試合を迎える。「今日は非常に重要な勝ち点3を取ることができましたけど、まだ何も決まっていないので。次のオーストラリアも、その次も、ラスト2試合勝ってワールドカップ決めたいと思います」と南野は見通しを示した。

【了】

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