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トラブルメーカー? スペインの問題児5人。常に相手と衝突する大型FW、日本でも“炎上”したのは?

シリーズ:問題児5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:フェルナンド・マルケス

フェルナンド・マルケス
【写真:Getty Images】


生年月日:1984年12月4日
主な在籍クラブ:ラージョ・バジェカーノ、ラシン・サンタンデール、エスパニョール、イラクリス・サロニカ、パルマ
代表歴:なし

 ラージョ・バジェカーノの下部組織出身で、わずか17歳の時にラ・リーガデビュー。U-20スペイン代表でのプレー経験も持つなど、将来有望な選手だった。しかし、その後は思ったほど伸びていかず。目立った成績を残せぬまま、2020年より未所属となっている。ちなみにエスパニョール時代には、元日本代表MF中村俊輔とチームメイトであった。

 そんなフェルナンド・マルケスは現役時代、数々の問題を引き起こしてきた人物でもある。

 プロデビューした2002年には、いきなりチームメイトと乱闘。ラシン・サンタンデールに所属していた2005年には定期的に行われる体重チェックを拒否し続け、クラブから罰金を科されることに。しかし、マルケスはこれすらも拒否し、15日間の雇用・給与停止処分を受けている。ただ、同選手はこれで懲りない。その後のトレーニングでチームメイトに暴行を加えただけでなく、2006年には飲酒運転による交通事故を起こしてしまったのだ。

 それらの不祥事もあり、マルケスは2006年冬にアトレティコ・マドリードBにレンタル。復帰後はラシンに留まらず、カステリョンに移籍した。しかし、リーグ開幕から間もなくしてトレーニング中の態度を指揮官に咎められたことですぐに退団。その後アトレティコBに復帰し、一時はトップチームでのプレー機会も与えられたが、2007年5月にやはり「態度」を問題視されトレーニングからの追放を強いられてしまい、結局はシーズン終了後の退団を余儀なくされている。以降、同選手は反省したのか大きな問題を引き起こすことがなかった。が、前述の通りキャリアが花開くこともなかった。

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