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トラブルメーカー? スペインの問題児5人。常に相手と衝突する大型FW、日本でも“炎上”したのは?

シリーズ:問題児5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ジェラール・ピケィ

ジェラール・ピケ
【写真:Getty Images】


生年月日:1987年2月2日
主な在籍クラブ:マンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ
代表歴:103試合5得点2アシスト

 もはやバルセロナのレジェンドと言ってもいい存在で、ピッチ内では常に落ち着いた対応で相手FWをシャットアウトするジェラール・ピケ。そんな同選手にあまり“問題児”というイメージはないかもしれないが、意外にも結構やらかしているのだ。

 2014年には弟が交通違反で罰金処分を受けたことに腹を立て、わざわざ車から降りて地元警察と口論に。この時ピケは「俺に罰金を課すのは、君たちにお金がなく、手数料が手にできるからだ」などと発言したとされており、自身も罰金処分をくらうことになった。さらに2018年には免許停止中だったにもかかわらず車を運転してしまい、地元警察に逮捕されてしまったのだ。

 宿敵レアル・マドリードに対する挑発的な発言も、これまでに何度も行ってきた。2015年にはコパ・デル・レイ4回戦で出場できない選手をピッチに出すという規約違反を犯して失格になったマドリーに対し、泣き笑いの絵文字をツイッターに投稿。スペイン代表の同僚であったセルヒオ・ラモスから「馬鹿げた事は避けるべきだ」と窘められている。また翌年には「マドリッドの人々は映画でも編集していればいい」と発言し、選手やサポーターをイラつかせていた。

 2016年のEURO(欧州選手権)では、スペイン国歌斉唱中に中指を突き立てたりと、何かと炎上してきたピケ。そんな同選手、実は日本でも「炎上」していた。2017年、NIKEのイベントに出席した際、東京のビルの屋上でリフティングすると、最後に思い切りボールを蹴り上げ、下に落としてしまったのだ。幸い怪我人などはなかったが、この動画を見た人から「危なすぎる!」などの批判が多く寄せられる事態となった。

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