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トラブルメーカー? オランダの問題児5人。自宅へ強制送還されたストライカー、2度も逮捕されたFWとは?

シリーズ:問題児5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:エドガー・ダーヴィッツ

0222-ダーヴィッツ
【写真:Getty Images】


生年月日:1973年3月13日
主な在籍クラブ:アヤックス、ACミラン、ユベントス、インテル、トッテナム、クリスタル・パレス
代表歴:74試合6得点5アシスト

 オランダの闘犬、エドガー・ダーヴィッツはアヤックスでプロデビュー。94/95シーズンにはパトリック・クライファートやクラレンス・セードルフらと共にチャンピオンズリーグ(CL)を優勝するなど、アヤックスで黄金期を築いた。その後はユベントスやバルセロナといったビッグクラブで活躍している。20世紀を代表するサッカー選手の1人ではあるが、トラブルメーカーでもあったようだ。

 1994年にオランダ代表に初選出されたダーヴィッツは、ユーロ1996に出場。同代表として初めて大舞台立った。グループステージ初戦はフル出場を果たしたが、続く第2戦は僅か10分間のプレーに終わった。すると、同選手はこの起用法に不満爆発。試合後のインタビューで監督に対して暴言を放ち、大会中に強制帰国させられている。

 1998年に加入したユベントスでは、2000年に薬物使用(筋肉増強剤)でドーピング検査に引っかかり、罰金と4ヵ月の出場停止処分を受けている。さらに、2002年には監督と衝突。これがクラブGMも巻き込む問題となり、クラブとの関係が悪化したダーヴィッツは、その後バルセロナへレンタル移籍で放出されている。

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