マンUはなぜ上昇気流に乗れないのか。哲学が浸透しない原因、CL出場権を得るための現実的な策とは?【分析コラム】

2022年02月27日(Sun)12時48分配信

シリーズ:分析コラム
text by 本田千尋 photo Getty Images
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プレミアリーグ第27節、マンチェスター・ユナイテッド対ワトフォードが現地時間26日に行われ、スコアレスドローに終わっている。降格圏に沈む相手から確実に勝ち点3を奪いたかったマンUだが、まさかの無得点。一体なぜ、調子が上がらないのだろうか。(文:本田千尋)


「ボールがゴールに入らない日」

クリスティアーノ・ロナウド
【写真:Getty Images】

 来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得は危ういかもしれない――。

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 現地時間26日に行われたプレミアリーグ第27節。マンチェスター・ユナイテッドはワトフォードと対戦してスコアレスドローに終わった。18位と降格圏に沈む相手に勝ち切れず、試合後ラルフ・ラングニック暫定監督は「勝ち点2を失った」と沈痛のコメントを残した。

 開始早々の5分にクリスティアーノ・ロナウドがボックスの中央で放ったシュートが左のポストを叩くという決定機を創出したマンU。しかし、チャンスを作れどもC・ロナウドが決め切れなかったこの場面こそが、ワトフォード戦の象徴と言えるのかもしれない。ブルーノ・フェルナンデスは次のように振り返った。

「明らかに僕たちには何度も得点するチャンスはあったが、何度トライしてもボールがゴールに入らないというような日だった」

 3日前に行われたCLのゲームの疲労を引きずったところもあったかもしれない。先週のアトレティコ・マドリード戦から、このワトフォード戦ではC・ロナウド、B・フェルナンデス、ポール・ポグバ、フレッジ、ラファエル・ヴァラン、ヴィクトル・リンデロフの6人が引き続き先発。重たい体を引きずった“赤い悪魔”は、90分を通してフィニッシュワークの正確性を欠いた。

 だが、3月に控えている国内の対戦相手が、マンチェスター・シティ、トッテナム、リバプールであることを考えれば、このワトフォード戦では勝ち点3の獲得がマストだった。来月の3連戦の結果次第では、来季のCL出場権獲得も危うくなる。B・フェルナンデスが「この結果には本当にがっかりしている」と言うのも無理はない。

 これで年明けの7試合で2勝4分1敗と、勝ち切れない試合が多いマンU。なぜ、なかなか上昇気流に乗り切れないのだろうか。

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