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トラブルメーカー? イングランドの問題児5人。サッカー界で最も有名な「悪童」にあの名ストライカーも

シリーズ:問題児5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ウェイン・ルーニー

ウェイン・ルーニー
【写真:Getty Images】


生年月日:1985年10月24日
主な在籍クラブ:エバートン、マンチェスター・ユナイテッド、D.C.ユナイテッド、ダービー・カウンティ
代表歴:120試合53得点21アシスト

 マンチェスター・ユナイテッドの歴代最多得点者であり、イングランド代表としても53得点をマークしてきたウェイン・ルーニー。そんな同選手は世界最高峰のストライカーであると同時に、問題児としてもサッカー界を賑わせてきた人物である。

 ゴール前では常に冷静なのだが、我を見失いラフプレーに走ってしまうことも少なくなかった。2011年のユーロ予選では相手選手を意図的に蹴り、3試合の出場停止処分を科せられている。またD.C.ユナイテッドでも強烈な肘打ちを見舞って退場となっていた。最もメジャーなのはドイツワールドカップ準々決勝ポルトガル代表戦のこと。ルーニーはリカルド・カルバーリョの執拗なマークに腹を立て、同選手の股間を意図的に踏みつけるという愚行に及んでしまい一発退場を命じられている。後にルーニーは「サッカー人生で最悪の瞬間だった」とこの行為を悔やんでいた。

 酒好きとしても知られており、それにまつわるトラブルも多々あった。2010年にはナイトクラブから千鳥足で姿を現し、喫煙&路上で放尿したことがスクープ。当時の代表指揮官ファビオ・カペッロを怒らせた。また2017年には飲酒運転により逮捕。2018年には、飛行機内で睡眠薬を服用したうえでアルコールも摂取して酩酊状態に陥り、公衆の面前で悪態をついたことで逮捕されている。

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