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Jリーグ、鈴鹿ポイントゲッターズの百年構想クラブ資格を条件付き停止

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



「懲罰の対象となりうる行為」が発覚

 日本フットボールリーグ(JFL)は28日、同リーグに所属する鈴鹿ポイントゲッターズについて「懲罰の対象となりうる行為」が発覚したと発表した。またJリーグは、同クラブに対して百年構想クラブ資格を条件付きで停止することを発表している。



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 鈴鹿ポイントゲッターズでは、昨年12月に元執行役員がクラブ内で行われていたとされる不正行為をSNSで暴露。クラブ側は元執行役員を批判し、警察に対応を委ねることを表明していた。

 JFLでは本件について規律委員会による調査を行った結果、「懲罰の対象となりうる行為が発覚しました」と発表。懲罰処分については28日に行われたリーグ理事会で報告を行ったが、最終決定は日本サッカー協会(JFA)に委ね、決定次第改めて報告を行うとしている。

 一方でJリーグは、懲罰の対象となりうる行為が発覚したこと、また「適切ではないと考えられる金銭のやり取りが存在していたことなど、クラブのガバナンス体制に不備があると判断しうる複数の事情が認められた」ことから、規定によりJリーグ百年構想クラブ資格を停止することを決定。解除条件付きの資格停止であり、今年6月のJ3ライセンス申請期限までに改善が認められれば資格停止が解除されるとしている。

 Jリーグ入りを目指すクラブのひとつである鈴鹿ポイントゲッターズは2019年にJFLに初昇格し、2020シーズンには5位、2021シーズンには4位と好成績を収めてJ3参入まであと一歩に迫った。今季は三浦泰年監督の弟である三浦知良(カズ)を横浜FCからの期限付き移籍で獲得したことで話題となっている。

【了】

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