フットボールチャンネル

史上最高! チェルシー、伝説のコンビ5組。ランパード、テリー、ドログバと相性抜群だったのは…

シリーズ:名コンビ5選 text by 編集部 photo by Getty Images

ディディエ・ドログバ&ニコラ・アネルカ

20220309_アネルカ_getty
【写真:Getty Images】


FW:ディディエ・ドログバ(元コートジボワール代表)
生年月日:1978年3月11日
在籍期間:2004年7月~2012年6月
通算成績:381試合164得点87アシスト

FW:ニコラ・アネルカ(元フランス代表)
生年月日:1979年3月14日
在籍期間:2008年1月~2012年1月
通算成績:184試合59得点38アシスト

 カルロ・アンチェロッティがチェルシーを率いていた時期に相手の脅威となっていたのがディディエ・ドログバとニコラ・アネルカの2トップだ。前監督であるルイス・フェリペ・スコラーリには「ドログバとアネルカの共存は不可能」と言われていたが、それを覆す活躍を披露した。

 両者は共に当時を代表する世界的なストライカーだが、そのプレースタイルは大きく異なっていた。高さやフィジカル、足元の技術で相手DFを脅かす“オンザボール”に特化していたドログバに対し、アネルカはチームメイトのために効果的なスペースを作る“オフザボール”に特化していた。

 彼らが2トップを組んだ2009/10シーズンにチェルシーはプレミアリーグで当時の最多記録である103ゴールを記録し、圧倒的な強さでリーグを制覇した。ドログバがリーグ得点王となる29ゴールを決めれば、相方のアネルカも11ゴールを記録。その他、フランク・ランパード(22ゴール)とフローラン・マルダ(12ゴール)がリーグ二桁ゴールを記録するなど、周りの2列目の選手たちもこの2トップの恩恵を受ける形となった。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top