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史上最高! チェルシー、伝説のコンビ5組。ランパード、テリー、ドログバと相性抜群だったのは…

シリーズ:名コンビ5選 text by 編集部 photo by Getty Images

フランク・ランパード&マイケル・エッシェン

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【写真:Getty Images】


MF:フランク・ランパード(元イングランド代表)
生年月日:1978年6月20日
在籍期間:2001年7月~2014年8月
通算成績:648試合211得点150アシスト

MF:マイケル・エッシェン(元ガーナ代表)
生年月日:1982年12月3日
在籍期間:2005年8月~2014年1月
通算成績:256試合25得点18アシスト

 チェルシーの歴代最多得点記録保持者であるフランク・ランパードを「主役」とするのであれば、豊富な運動量で中盤を駆け回ったマイケル・エッシェンは「名脇役」のような存在であった。

 エッシェンがチェルシーに加入した2005/06シーズンの基本フォーメーションは4-3-3。アンカーには元フランス代表MFクロード・マケレレが入り、インサイドハーフでランパードとエッシェンが並ぶ形だった。ランパードが攻撃に専念し、同シーズンに当時のキャリアハイである16ゴールを決められたのも、エッシェンが攻守の切り替えの部分でチームのエンジンのような役割を担っていたからだ。

 エッシェンとランパードの両インサイドハーフの活躍もあり、チェルシーは前シーズンに続き2005/06シーズンもプレミアリーグを制覇した。その後、エッシェンは故障により2008/09シーズンから2年連続で不完全燃焼に終わったが、2010/11シーズンに完全復活を遂げ、今度はジョン・オビ・ミケルとボランチを組み、黒子に徹して攻撃陣を後方から支えた。

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