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サッカー日本代表落選の鎌田大地、フランクフルトでは好調。今月に入り3試合で2G1A

text by 編集部 photo by Getty Images

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鎌田大地
【写真:Getty Images】



鎌田大地は今回も日本代表落選

 今月行われるFIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選の2試合に向けた日本代表メンバーが16日に発表された。フランクフルトの鎌田大地は、クラブで調子を上げてきている状況にもかかわらず前回に続いての落選となった。



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 今回のアジア最終予選では序盤の3試合に起用されたが、その後は10月のオーストラリア戦、11月の2試合でベンチ入りしながらも不出場だった鎌田。続いて1月末から2月にかけて行われた前回の2試合では森保ジャパンのメンバーから外れていた。

 ブンデスリーガでアシストを量産した昨季と比較すれば、シーズン前半戦にはなかなかゴールに絡めず苦戦が続いていたことは確かだ。だが秋以降は徐々に調子を上げてきている。

 ヨーロッパリーグ(EL)ではグループステージで3試合連続ゴールを挙げるなどフランクフルトの首位通過に貢献。ブンデスリーガでも12月にようやく待望の初ゴールを挙げるなど、今季はここまで公式戦32試合の出場で7得点2アシストを記録している。

 特にここ最近はクラブで決定的な仕事が増えてきており、3月に入ってから行われた公式戦3試合では2得点1アシストを記録。ヘルタ・ベルリン戦でのアシストに続いて、ELのベティス戦、先週末のボーフム戦と2試合連続でフランクフルトに勝利をもたらす決勝ゴールを決めたばかりだった。

 ボーフム戦でのパフォーマンスは現地メディアからも高い評価を受け、地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』では「調子の曲線は明らかに上向いている」と評されていた。だが、ワールドカップ予選突破の懸かる決戦に向けた日本代表から声がかかることはなかった。

【了】

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