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21/22シーズン最悪…失敗補強は? 欧州ガッカリ移籍5人。異国の地で苦戦する世界最高の男、怪我に悩まされるスペインの名手も

シリーズ:がっかり補強5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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年々移籍金が高騰する中、今季も数々の著名な選手が移籍している。今季は新型コロナウイルスの影響により、財政難となったクラブも多いため、高額の選手だけでなく、フリーの選手にも大きな期待が寄せられていた。しかし、期待通りの活躍を見せた選手もいれば、期待を裏切った選手も少なくない。ここでは、21/22シーズン中に5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)に移籍した選手の中で、期待に応えられていない選手を5人ずつピックアップし、複数回に渡って紹介する。※成績は4月12日時点、移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照


FW:リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/パリ・サンジェルマン)

0412メッシ
【写真:Getty Images】

生年月日:1987年6月24日
移籍金:フリー
21/22リーグ戦成績:20試合3得点14アシスト


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 リオネル・メッシを知らない人は、もはやいないだろう。約16年に渡りバルセロナで活躍した同選手は、同クラブを10度のリーグ優勝、7度のコパ・デル・レイ(国内カップ)優勝、4度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝に導いた。自身としては、6度のバロンドールを受賞と、在籍中に名実ともに世界最高のサッカー選手となった。バルサの象徴として君臨したこの男は、誰もが選手キャリアをスペインで終えると思っていた。

 2021年夏にまさかの退団。パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍は、世界中に衝撃を与えた。だが驚きと同時に、バルサを離れたメッシはどんなプレーを見せるのか、そんなワクワク感や期待感も大きかった。しかし、カンテラ(下部組織)時代からバルサ一筋だったこの男は、異国の地で苦戦。ここまで周囲の期待に応えるような活躍は出来ていないと言えるだろう。

 負傷などもあり、シーズン序盤からチームへの適応に苦戦したメッシは、ここまでリーグ戦20試合3得点14アシストをマーク。結果を出していないわけではないが、バルサでシーズン30得点以上を決めていた活躍を考えると、やはり物足りない。そして、何よりも期待を裏切ったのが、CLラウンド16での敗退だ。PSGはCL優勝のために同選手を獲得したといっても過言ではない。そのため、このタイトルが取れなかった時点で、期待はずれと言われてもおかしくないだろう。

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