3位:テオ・エルナンデス(フランス代表/ミラン)

テオ・エルナンデス22
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年10月6日
市場価格:4800万ユーロ(約57.6億円)
20/21リーグ戦成績:33試合7得点6アシスト

 2017年に移籍したレアル・マドリードでは影を潜めてしまったが、2019年に移籍したミランでワールドクラスへの階段を駆け上がった。1年目から主力に定着し、リーグ戦ではDFながら6得点5アシストを記録。昨季は実に8シーズンぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献し、今季もスクデット獲得を目指すチームを主力として支え続けている。

 ミランでの活躍からフランス代表にもコンスタントに呼ばれるようになったテオ・エルナンデスは、超攻撃型サイドバックである。自慢は爆発的な「スピード」と強靭な「フィジカル」で、その2つのスキルを活かしながら繰り出す「ドリブル」の質も極めて高い。DFとしての破壊力は、間違いなく世界最高クラスと言えるだろう。

 ミランではセットプレーのキッカーを務めることもあるなど、キック精度も非凡。また大外を駆け上がってクロスを上げるだけでなく、内側のレーンを巧みに使いこなしながら相手陣内深くに侵入し、強烈なミドルシュートを見舞うことが多々あるなど、様々なパターンで敵チームを困らせることができる。この男を止めるのは、決して容易ではない。

 一方で弱点も多い。1対1で軽い対応を見せたり、判断を誤って危険な位置でボールロストしてしまうことがしばしば。また、フラストレーションが溜まると荒々しいプレーに走ることも多いため、「メンタル面」もさらなる向上が必要と言えるだろう。

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