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アーセナル、不調脱却には何が必要か? 屈辱の3連敗、冨安健洋の復帰が与える影響とは?【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

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プレミアリーグ第33節、サウサンプトン対アーセナルが現地時間16日に行われ、1-0でホームチームが勝利している。怪我人が続出している中、クリスタル・パレスとブライトンに連敗を喫していたアーセナルは今節も敗戦。痛恨の3連敗で6位へと後退し、CL出場権獲得が遠のく結果となってしまった。なお、冨安健洋は今節もふくらはぎの負傷でメンバー外となっている。(文:安洋一郎)


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【写真:Getty Images】

 第31節でクリスタル・パレスに0-3、第32節でブライトンに1-2の敗戦を喫していたアーセナル。前節までに冨安健洋(ふくらはぎの負傷)、トーマス・パーティ(太ももの負傷)、キーラン・ティアニー(膝の負傷)と3名の主力選手が離脱をしていた中で、今節サウサンプトン戦では主将のアレクサンドル・ラカゼットが新型コロナウイルスの陽性反応を示したため欠場を余儀なくされた。

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 前節はサポートの意識が少ないグラニト・ジャカを左SBで起用したことで左WGのガブリエウ・マルティネッリが前線で孤立することが多かったが、ミケル・アルテタ監督は今節に向けてこうした反省を踏まえた大幅なスタメン変更を決断した。

 ジャカを中盤に戻し、ヌーノ・タバレスがスタメンに復帰。ブカヨ・サカとマルティネッリのサイドを入れ替え、最前線にはラカゼットの代わりにエディ・エンケティアが今季プレミアリーグで初先発を飾った。

 主力選手4人が不在という緊急事態を乗り越えるための修正を図ったが、結果は0-1で敗戦。直近数試合の得点力不足は顕著であり、5試合でわずか2ゴールということからも明らかだ。

 一体なぜ、アーセナルは今節もノーゴールに終わり、0-1の敗戦を喫してしまったのだろうか。

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