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世界最高の右ウイングは誰だ! サッカー選手RWG能力値ランキング1~5位。批判も浴びるメッシの気になる順位は…(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/パリ・サンジェルマン)

メッシ
【写真:Getty Images】


生年月日:1987年6月24日
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)
20/21リーグ戦成績:35試合30得点11アシスト(バルセロナ)

 サッカーファンなら誰もがその名を知っているリオネル・メッシ。17年間を過ごしたバルセロナでは公式戦778試合で672得点303アシストを記録し、チームタイトルや個人タイトルを総なめとするなど、伝説を作り上げた。ただ、今季より所属するパリ・サンジェルマン(PSG)では批判の的となることもしばしば。とくに、得点力の低下がクローズアップされている。

 しかし、確かにバルセロナ時代と比較するとゴール数は大幅に減ったかもしれないが、やはり全体の能力が高い選手であることに疑いの余地はない。細かいタッチを駆使した「ドリブル」は随所で目立っているし、ボールがピタッと収まるなど「テクニック」も格段に落ちたわけではない。「ドリブル」は「95」、「テクニック」は「96」と相変わらず高い数値を記録している。

 メッシは「パス」スキルも非凡で、PSGでは改めてそのクオリティーを証明している。中盤まで下がって組み立てをサポートするなどゲームメーカーとして機能。ゴール前では果敢に勝負球を狙ったり、創造性豊かなボールを繰り出したりしてチャンスの幅を広げている。キリアン・エムバペという主人公がいる中で、自分がどの役割を果たすべきか理解しているのだろう。

「フィジカル」や「スピード」は全盛期に比べるとやや低下。「守備力」と「空中戦」では大幅に数値を落とすことになった。それでも今回のランキングで2位という高順位につけたのは、やはり技術面が飛び抜けているからこそ。34歳ながら、流石といった結果だ。

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