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世界最高の右ウイングは誰だ! サッカー選手RWG能力値ランキング1~5位。批判も浴びるメッシの気になる順位は…(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:モハメド・サラー(エジプト代表/リバプール)

サラー

【写真:Getty Images】


生年月日:1992年6月15日
市場価格:1億ユーロ(約120億円)
20/21リーグ戦成績:37試合22得点5アシスト

 右ウィング能力値ランキングの1位に輝いたのはエジプト代表のモハメド・サラーだ。チェルシーやフィオレンティーナ、ローマへの在籍を経て加入したリバプールでワールドクラスの存在に成長。長くタイトルを逃し続けていた名門に、チャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグ優勝をもたらした。現在もリバプールには欠かせぬピースとして、輝きを放ち続けている。

 そんなサラーの最大の武器と言えばやはり「スピード」だ。とにかく速く、単純な競争ではほぼ負け知らず。長すぎると思われた「パス」にも追いつき、チャンスへと繋げてしまうことが珍しくない。また、相手に凄まじい勢いでプレッシャーを与えているなど、その「スピード」は攻撃だけでなく守備でも大きく役に立っている。数値は当然のことながら「90」超えとなった。

 快速を活かした「ドリブル」も脅威で、一気にDFを無力化しゴール前まで運んでしまうことができる。さらにどんなにユニフォームを引っ張られたり、腕を掴まれたりしても簡単には止まらないなど、小柄ながら逞しい「フィジカル」も兼備。サラーの突破力が飛び抜けているのは速さだけでなく、まさにこうした部分も優れているからに他ならない。

 そしてアタッカーとしては十分すぎる決定力を持っているのもサラーの魅力。利き足である左足はもちろんのこと、右足から放つシュート精度も悪くないなど、とにかくあらゆる状況からゴールを奪うことができる。そんな圧倒的な「攻撃力」を誇るレフティーを1位に選ばない理由はない。

【了】

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