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Jリーグ、声出し応援の段階的導入を決定。運営検証試合で声出しエリア設置

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



鹿島戦、東京V対岩手戦が運営検証試合に

 Jリーグは17日、公式試合における声出し応援の段階的導入について決定を行ったとして、導入方法や対象試合などの発表を行った。



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 Jリーグ主催試合では現在、新型コロナウイルス感染拡大対策として、声を出しての応援が禁止されている。だが今後はウィズ・コロナでのスポーツ観戦をさらに充実させるため、政府の基本的対処方針に基づき、効果的な感染症対策を講じた上で段階的に声出し応援を導入していくことが決定された。

 現時点で声出し応援の運営検証試合とすることが決定されているのは2試合。JリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージの鹿島アントラーズ戦(対戦相手未定)と、明治安田生命J2リーグ第21節の東京ヴェルディ対いわてグルージャ盛岡戦となる。

 鹿島戦は6月4日または11日に県立カシマサッカースタジアムで開催予定。東京V対岩手戦は6月12日に味の素スタジアムでの開催が予定されている。対象試合については、7月中を目安にさらなる追加が行われる見通しとされている。

 対象試合においては座席間隔を広く保った「声出し応援可能エリア」が指定され、エリア内の座席を購入した来場者に限り、不織布マスクを着用した上での声出し応援が許可される。詳細については後日ガイドラインを公表する予定とされている。

 声出し応援可能エリアではカメラ撮影やAIなどを用いて、ソーシャルディスタンスやマスク着用率、二酸化炭素濃度など様々なデータ計測・調査が行われる。調査結果を通して運営の安全性を確認し、今後のさらなる声出し応援拡大へ繋げていくことが想定されている。

【了】

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