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21/22シーズン、マンチェスター・シティ全選手パフォーマンス査定。ポジション別に5段階評価、A評価となったのは?

シリーズ:欧州ビッグクラブ21/22パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images

CB

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【写真:Getty Images】


ルベン・ディアス(ポルトガル代表)
生年月日:1997年5月14日
21/22リーグ戦成績:29試合2得点4アシスト
21/22欧州CL成績:8試合0得点1アシスト
21/22FA杯成績:2試合0得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:0試合0得点0アシスト
評価:B

 加入2年目にしてフェルナンジーニョやギュンドアン不在時にはキャプテンマークを巻くなど最終ラインでリーダーシップを発揮。一方でフル稼働だった1年目と比較すると稼働率は低めで、3月以降は2度の負傷離脱で戦列を離れた。

アイメリク・ラポルテ(スペイン代表)
生年月日:1994年5月27日
21/22リーグ戦成績:33試合4得点0アシスト
21/22欧州CL成績:9試合0得点0アシスト
21/22FA杯成績:2試合0得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:0試合0得点0アシスト
評価:B

 怪我人が相次いだCBで唯一フルシーズンを戦った。配球役としてはこれ以上ない存在だが、肝心なストッパーとしての能力はディアスらと比較すると足りておらず、寄せが甘いところから失点を喫したシーンも目立った。

ジョン・ストーンズ(イングランド代表)
生年月日:1994年5月28日
21/22リーグ戦成績:14試合0得点1アシスト
21/22欧州CL成績:8試合0得点0アシスト
21/22FA杯成績:4試合1得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:1試合0得点0アシスト
評価:C

 昨季のフル稼働とユーロ2020(欧州選手権)で決勝まで進出したこともあり、前半戦はプレミアリーグで、7試合連続で出場なしとコンディション面でかなり苦しんだ。カムバックした後半戦はカイル・ウォーカー不在時には右SBとして出場するなど、ペップに新たなオプションを提供した。

ナタン・アケ(オランダ代表)
生年月日:1995年2月18日
21/22リーグ戦成績:14試合2得点0アシスト
21/22欧州CL成績:6試合1得点0アシスト
21/22FA杯成績:5試合0得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:1試合0得点0アシスト
評価:D

 シーズンを通してラポルテが左CBのポジションに入ったことで同じく左利きのアケはベンチを温める機会が多かった。左SBでも数試合に出場も出番は限定的だった。

SB

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【写真:Getty Images】

ジョアン・カンセロ(ポルトガル代表)
生年月日:1994年5月27日
21/22リーグ戦成績:36試合1得点7アシスト
21/22欧州CL成績:9試合2得点3アシスト
21/22FA杯成績:5試合0得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:1試合0得点0アシスト
評価:A

 怪我による離脱がなく、右SBと左SBを高いレベルでこなした。公式戦52試合出場はシティに所属する選手で最多の数字であり、ウォーカーやストーンズが苦しんだ様子を見ると新型コロナウイルス感染によりユーロ2020(欧州選手権)出場を逃したことが1年間フル稼働できた理由の1つであることは間違いない。

カイル・ウォーカー(イングランド代表)
生年月日:1990年5月28日
21/22リーグ戦成績:20試合0得点2アシスト
21/22欧州CL成績:7試合1得点0アシスト
21/22FA杯成績:3試合0得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:1試合0得点0アシスト
評価:D

 今季は怪我による離脱が多かった上にパフォーマンスレベルも低かった。公式戦31試合出場はシティ加入後ワーストの数字。

オレクサンドル・ジンチェンコ(ウクライナ代表)
生年月日:1996年12月15日
21/22リーグ戦成績:15試合0得点4アシスト
21/22欧州CL成績:8試合0得点1アシスト
21/22FA杯成績:4試合0得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:1試合0得点0アシスト
評価:C

 母国の情勢がかなり不安定な中、プレミアリーグではラスト8試合で3アシストを記録。ピッチ内でのプレーで勇気づけたのはもちろん、練習場に同郷の少年を招くなど様々な形で支援活動を行っており、全ウクライナ国民の希望に。

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