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日本代表 2年前

【サッカー日本代表スタメン案】鎌田大地と南野拓実、魅惑の連係をもう1度! パラグアイ戦の先発イレブンを厳選

text by 編集部 photo by JFA

鎌田大地と南野拓実は過去に好連係



 ダブルボランチはA代表でも東京五輪代表でも抜群の関係性を示してきた遠藤航と田中碧だ。6月シリーズは確かにテストの場であるが、だからと言って基本スタメンからの総入れ替えはグダグダになる危険性を秘めている。しかし、中盤に遠藤と田中がいれば、多少メンバーを変えてもある程度の連係は保たれるだろう。そういった意味でも、やはりこの2人の存在は欠かせないはずだ。

 右サイドには堂安律を推す。3月シリーズではまさかの選外となったが、所属するオランダの強豪PSVでの活躍ぶりは見逃せないところで、やはり期待感は大きい。同ポジションには伊東純也という強力なライバルもいるが、得意のカットインからの強烈な左足シュートを武器に、ポジション争いを激化させてほしいところである。

 トップ下には鎌田大地を推す。日本代表のベースフォーメーションが4-3-3に移行してから同選手の序列は下がり、前回シリーズではメンバーからも漏れた。しかし、フランクフルトのヨーロッパリーグ(EL)制覇に貢献した事実が示す通り、攻撃的MFとしての実力は十分。本人はインサイドハーフでの起用にも自信を覗かせているようだが、やはりピッチに立つならばより輝けるトップ下で見たいところ。日本代表の可能性をさらに広げるためにも、森保監督にはその起用法を期待したい。

 左サイドに推すのは南野拓実だ。同選手の左サイド起用には賛否両論あるが、過去にはトップ下に推す鎌田と同様の配置で好連係を披露。お互い使いたいエリアは似ていたが、被らないよううまくコミュニケーションを取りながらプレーしていたなど、日本中に大きな期待感をもたらしていた。4-2-3-1ならば、ぜひまたこの2人のコンビネーションは見たいところである。

 ワントップに推すのは上田綺世だ。現在J1リーグ得点ランキングトップに立つ男は抜群の決定力と優れたオフ・ザ・ボールの動きで相手ゴールを脅かす。フィジカルも強く、DFを背負ったプレーも悪くはない。そのスタイル的には、トップ下に推す鎌田と良い関係性を築けそうだが、果たして。

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