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サッカー日本代表、長友佑都は「非常に満足」。世界最高峰のドリブラーを封鎖、右サイドバックでのパフォーマンスとは

text by 編集部 photo by Getty Images

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長友
【写真:Getty Images】



長友佑都が右サイドバックで輝く

 サッカー日本代表は6日、キリンチャレンジカップ2022でブラジル代表と対戦した。粘り強い守備で何とかブラジルの攻撃に耐えていたが、77分にPKを献上。惜しくも0-1で敗れた。



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 日本代表は酒井宏樹が怪我のため招集されず。さらに、世界最強との一戦を前に、菅原由勢が負傷により離脱していたため、右サイドを主戦場とするのは山根視来のみとなった。

 そういった事情もあり、この一戦では長友佑都が右サイドバックで先発出場。日本代表では不慣れなポジションでの出場となったが、同選手は起用に応える活躍をみせた。

 FIFAランキング1位のブラジル相手にも臆さず、積極的な攻撃参加をみせた長友は、相手SBとCB間を突くインナーラップで再三チャンスを演出。前半は相手の脅威となっていた。

 守備ではヴィニシウス・ジュニオールに見事な対応。粘り強い守備で世界最高峰のドリブラーに縦への突破を許さず、チャンスを作らせなかった。

 長友はブラジル代表戦でのプレーについて試合後に「ヴィニシウスには絶対にやられない。仕事をさせないという強い気持ちで入ったので、みんなのサポートもあり、彼にそこまでは仕事をさせなかったという部分に関しては、非常に満足してます」と話した。

 左サイドバックは中山雄太や伊藤洋輝が台頭したが、現状の右サイドバックは山根と酒井宏樹のみ。近頃の酒井は負傷による代表離脱や欠場が多いため、長友の活躍は日本代表にとって大きなプラス要素となる。

 右サイドバックで輝きをみせた35歳DFは、やはり日本代表に欠かせない存在だ。

【了】

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