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久保建英も? レアル・マドリード脱出で成功した5人。アーセナルで活躍する神童、宿敵で大ブレイクしたカメルーン人FWも

シリーズ:脱出して成功した5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン/モロッコ代表)

ハキミ
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年11月4日
在籍期間:2006年~2020年9月
加入時移籍金:フリー
退団時移籍金:4300万ユーロ(約61億円)
レアル通算成績:17試合2得点1アシスト

 モロッコ代表DFのアクラフ・ハキミは、2006年から2016年までの10年間をレアルの下部組織で育った。そして、2016年にはカスティージャ、2017年にはトップチームと順調にステップアップしていくが、そこにはダニエル・カルバハルが待ち構えていた。トップ昇格の17/18シーズンのリーグ戦で出場したのはわずか9試合。持ち前のスピードをアピールする出場時間すら十分に与えられることはなかった。

 そのハキミは2018年7月に出場機会を求め、ボルシア・ドルトムントに2年間の期限付き移籍をする。そして、このモロッコ代表DFはドイツの地でポテンシャルを発揮。在籍2年間で73試合に出場し、DFながら12得点17アシストと素晴らしい数字を記録した。しかし、ドルトムントとの契約が満了し、レアルを去ることとなる。
 
 新天地はイタリアの名門インテル。ハキミは1年間で公式戦45試合に出場。9得点10アシストを記録し、11年ぶりのスクデット獲得に貢献した。そして、続く21/22シーズンには驚異の移籍金6650万ユーロ(約94億円)でパリ・サンジェルマンへと渡り、スター軍団の仲間入りを果たした。モロッコ人DFはレアルを脱出したことで出場時間を大幅に増やし、タイトル獲得も果たすことが出来た。

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