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南野拓実、モナコで待つ新たなライバル5人。ロシアW杯で大活躍の男に決定力抜群のドイツ代表戦士も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ソフィアン・ディオプ(U-21フランス代表)

ソフィアン・ディオプ
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年6月9日
21/22リーグ戦成績:30試合6得点5アシスト

 南野拓実の左サイドハーフにおける競争相手はアレクサンドル・ゴロビンだけではない。22歳のソフィアン・ディオプもライバル候補の1人である。スタッド・レンヌの下部組織出身である同選手は、18歳の時にモナコへフリーで移籍。2019/20シーズン途中にはFCソショーに武者修行へ出たが、復帰後はコンスタントに出場機会を確保するなど、評価を高めている。

 攻撃的なポジションならどこでも務められるユーティリティー性が魅力のディオプは今季、フィリップ・クレメント監督の下で主に左サイドを担っていた。終盤戦はアレクサンドル・ゴロビンにファーストチョイスの座を譲っていたが、それでも最終的にはリーグ・アン30試合の出場で6得点5アシストを記録。昨季の同7得点1アシストを上回り、キャリアハイを更新する形となった。

 ディオプ最大の武器はドリブルだ。左右両足を巧みに使って自由自在にボールを操れるため、狭いスペースでのプレーを強いられても難なく打開することができる。それに加えパスセンスやシュートセンスも非凡とプレーの幅は広く、それが上記したユーティリティー性の高さにも繋がっている。フィジカルに関しては改善の余地を残すが、南野にとって強力なライバルであることに疑いの余地はない。

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