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南野拓実、モナコで待つ新たなライバル5人。ロシアW杯で大活躍の男に決定力抜群のドイツ代表戦士も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表FW南野拓実が、新シーズンよりフランスのモナコでプレーすることが決まった。2021/22シーズンのリーグ・アンを3位で終えたチームには、果たしてどのような選手がいるのか。今回は南野の新たなライバルとなりそうな選手を5人紹介する。


FW:ケビン・フォラント(ドイツ代表)

ケビン・フォラント
【写真:Getty Images】

生年月日:1992年7月30日
21/22リーグ戦成績:34試合9得点11アシスト


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 フィリップ・クレメント監督率いるモナコは、基本フォーメーションを4-2-3-1としている。来季も継続するならば、1トップにはクラブの象徴的存在であるウィサム・ベン・イェデルが君臨しているため、新加入の南野拓実は2列目のトップ下か左サイドで先発の座を狙うことになるだろう。しかし、そのトップ下にはかなり強力なライバルがいる。それがドイツ代表FWケビン・フォラントだ。

 1860ミュンヘンでプロデビューしたフォラントは、そのわずか1年後にホッフェンハイムに移籍。同クラブではロベルト・フィルミーノと共に抜群の破壊力を示していた。2016年にはレバークーゼンに当時のクラブ史上最高額となる移籍金で加入。2018/19シーズンにはブンデスリーガだけで14得点12アシストを記録と爆発的な活躍を披露していた。ドイツ代表としてはここまで15試合に出場。ワールドカップ出場経験はないが、昨夏のEURO(欧州選手権)メンバーには名を連ねている。

 モナコにやって来たのは2020年夏のことで、1年目からリーグ戦16得点8アシストを記録した。2021/22シーズンは1年目に比べればやや物足りないが、それでもリーグ戦9得点11アシストをマークしている。ブンデスリーガ時代から定評のある決定力の高さは今なお健在で、ベン・イェデルらの得点をお膳立てする能力にも優れているフォラントは、南野にとって強力なライバルになると同時に、多くのことを学ばせてくれる存在でもあると言えるだろう。

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