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世界最悪の暴落は? 21/22シーズン、サッカー選手市場価値ダウン額ランキング1〜5位。チェルシーで期待外れの大物FW、スランプ続くマンUの10番も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなったサッカー界で、2022年に最も市場価値を下げたのは誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値下落額ランキングを紹介する。※2021年7月1日と現在の市場価格を比較。数字は7月4日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠


5位:ステファン・デ・フライ(インテル/オランダ代表)

ステファン・デ・フライ
【写真:Getty Images】

生年月日:1992年2月5日(30歳)
市場価値の減少額:1700万ユーロ(約24億円/37.8%DOWN)
市場価値の変動:4500万ユーロ(約64億円)→2800万ユーロ(約40億円)
2021/22リーグ戦成績:29試合0得点0アシスト


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 オランダ代表のステファン・デ・フライは、1年で大きく市場価値を下げた一人だ。ただ、パフォーマンスレベルが大きく下がったわけではない。

 負傷離脱の時期を除けばレギュラーとしてインテルの守備を支えたデ・フライは、チームの守備の中心。2021/22シーズンは前シーズンほどの存在感ではなく、圧倒的な強さを見せたミラン・シュクリニアルの陰に隠れた感はあるが、それでも抜群のセンスでインテルの守りを引き締めた。

 価格下落の理由は、年齢と契約だろうか。2月に30歳を迎えたデ・フライは、インテルとの契約が残り1年。クラブとしては、この夏に売却しなければ、1年後にフリーで退団となるリスクがある。もともとインテルはフリートランスファーでデ・フライを獲得しているだけに、今夏はある程度安値でも放出する可能性がある状況だ。

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