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世界最悪の暴落は? 21/22シーズン、サッカー選手市場価値ダウン額ランキング1〜5位。チェルシーで期待外れの大物FW、スランプ続くマンUの10番も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2位:マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)

マーカス・ラッシュフォード
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年10月31日(24歳)
市場価値の減少額:2500万ユーロ(約36億円/29.4%DOWN)
市場価値の変動:8500万ユーロ(約121億円)→6000万ユーロ(約85億円)
2021/22リーグ戦成績:25試合4得点2アシスト

 マンチェスター・ユナイテッドの10番を背負うマーカス・ラッシュフォードは、市場価値の下落が止まらない。この1年で約3割のダウンだ。

 ユナイテッドの下部組織で育ったラッシュフォード。2016年にトップデビューを果たすと、順調に成長。2018年8月には背番号が10番となり、名実ともにエースとなる。2019/20シーズンはプレミアリーグで17ゴールを決める圧倒的な存在だった。

 しかし、2020/21シーズンは11ゴールに減少。そして2021/22シーズンは4ゴールまで得点が減った。完全に自信を失った様子のラッシュフォードは、まだ暗いトンネルの出口を見つけられていない。

 さまざまな役割をこなせる能力があるだけに、かわるがわるやってくる監督にいろいろなこと託されているうちに迷宮入りした感のあるラッシュフォード。エリック・テン・ハフ監督のもとで長く続くスランプを乗り越えられるだろうか。

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