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世界最高のGKは誰だ!サッカー選手能力値ランキング6〜10位。黄金期を支える守護神、イタリアの未来を背負うGKとは?(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。


10位:ケイラー・ナバス(コスタリカ代表/パリ・サンジェルマン)

ナバス
【写真:Getty Images】

生年月日:1986年12月15日
市場価格:800万ユーロ(約9.6億円)
20/21リーグ戦成績:29試合18失点(無失点16試合)


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 10位にはベテランGK、ケイラー・ナバスがランクインした。セグンダ・ディビジョン(スペイン2部リーグ)のアルバセテ・バロンピエや、ラ・リーガのレバンテで経験を積んだ同選手は、2014年にブラジルW杯で大会最優秀GK候補3人に選出。この活躍により、同大会後にレアル・マドリードに引き抜かれた。しかし、2018年にティボー・クルトワが加入すると出場機会が減少。これにより、2019年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍を決断した。

 ナバスの最大の特徴は、「90」もの能力値を記録した「セービング」だ。身長185cmとGKにしてはやや小柄だが、凄まじいジャンプ力と驚異的な「反射神経」でどんなシュートでも防いでみせる。特に至近距離からのシュートに対する反応が抜群。この反応の鋭さは35歳になっても衰えておらず、今なお世界トップクラスだ。

「ポジショニング」も抜群だ。飛び出すのか、少し前に出るのか、それともゴール前に留まるかの判断が的確。状況に応じて瞬時に最善の選択ができる点は、このGKの大きな強みの1つだ。

 特に欠点はないが、強いて挙げるとすれば足元の技術だろう。下手なわけではないが、他のGKに比べれば「テクニック」と「キック」精度はやや劣る。この点が10位となった理由でもある。「セービング」能力だけであれば、より上位にいてもおかしくない。 

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