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日本代表 2年前

クラブでの立場は? サッカー日本代表欧州組の現状【GK編】。カタールW杯へ、22/23シーズンのスタートダッシュは…

シリーズ:サッカー日本代表欧州組の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

シュミット・ダニエル


【写真:Getty Images】



所属クラブ:シント=トロイデンVV(ベルギー1部)
リーグ戦成績:5試合出場(450分)/5失点

 シント=トロイデンVV在籍は今季で4年目を迎え、チーム内でもDFジョルジュ・テイシェイラ、GKケニー・ステッペ、DFウォーク・ヤンセンスに次ぐ古株となった。昨季は自己最多のリーグ戦11試合でクリーンシートを達成し、今季もステッペにポジションを譲ることなく正GKとして起用され続けている。

 昨季はあと一歩のところで逃した、欧州カップ戦出場権を争うプレーオフに今季こそ進出するため、守護神として安定したパフォーマンスが期待される。新シーズンは強豪アンデルレヒト相手に3失点を喫したものの、リーグ戦5試合を終えた時点でクリーンシートが2試合あり、1勝3分1敗と手堅く勝ち点を積み重ねられている。まずまずのスタートを切れたと言えるだろう。

 6月の日本代表活動で4試合のうち2試合で先発起用されたのは、森保一監督からの期待の表れに違いない。カタールワールドカップ本大会に向けてGK権田修一からポジションを奪うためにも、ベルギー1部リーグで際立った結果を残してシント=トロイデンを上位に導きたいところだ。

【了】

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