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日本代表 2年前

クラブでの立場は? サッカー日本代表欧州組の現状【FW編】。カタールW杯へ、22/23シーズンのスタートダッシュは…

シリーズ:サッカー日本代表欧州組の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

浅野拓磨


【写真:Getty Images】



所属クラブ:ボーフム(ドイツ1部)
リーグ戦成績:3試合出場(234分)/0得点0アシスト

 昨季、3シーズンぶりのブンデスリーガ参戦となった浅野はリーグ戦27試合出場3得点4アシストでボーフムの1部残留に貢献した。左右のウィングやトップ下と複数のポジションをこなし、特に終盤戦にかけて貴重なゴールやアシストを決めていた。

 チームは今季もトーマス・ライス監督が率いており、大きな変化はない。背番号を「10」から「11」に変更した浅野はプレシーズンから好調で、昨季同様に開幕から右ウィングやトップ下で先発起用が続いている。ただ、気がかりなのは成績だ。リーグ開幕戦から3連敗を喫し、バイエルン・ミュンヘンには0-7の大敗を喫した。

 今季末で満了を迎えるライス監督との契約延長交渉は棚上げされている中、今月24日には新たなスポーツディレクターとしてパトリック・ファビアンが任命された。元ボーフムの選手という肩書きを持つ新強化責任者が早めの監督交代に踏み切れば、主力としての信頼を得ている浅野の現在の立ち位置も白紙に戻ってしまうかもしれない。

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