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優勝候補はどこだ! 欧州CL戦力値ランキング1~8位。最新メンバーを分析。バルセロナら大型補強の結果は?

シリーズ:欧州CL戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:バルセロナ(スペイン)


【画像:編集部】


監督:シャビ・エルナンデス
21/22リーグ戦成績:2位
21/22CL成績:グループステージ3位(ELベスト8)

 監督交代に揺れた昨季のバルセロナは、レアル・マドリードの尻尾すら見失う屈辱的なシーズンとなった。シャビ・エルナンデス監督が初めてシーズン開幕から指揮を執る今季を前に、クラブは大幅な“改造”に着手。ウスマン・デンベレとの新契約をまとめ、フランク・ケシエ、アンドレアス・クリステンセンをフリーで加入。150億ユーロ(約180億円)以上の大金をはたいてロベルト・レバンドフスキ、ハフィーニャ、ジュール・クンデの3人を獲得している。

 大型補強にはつきものだが、スタートダッシュには失敗した。開幕節で引き分け、第2節は勝利したものの、前半は3バックの新布陣が機能していたとは言い難い内容だった。ただ、徐々に状態は上向いており、リーグ戦では多彩な攻撃で得点を量産している。

 攻撃陣は質・層ともにトップレベルで、中盤も個性豊かな実力者が並ぶ。センターバックは人材豊富でロナウド・アラウホのサイドバック起用や3バック採用など柔軟に対応できるが、機能性という意味では未知数の部分もある。

 冬までに最適なバランスを見つけることができれば決勝トーナメントを勝ち進むことも十分に可能。しかし、インテル、バイエルン・ミュンヘンと同居するグループになっただけに、敗退した昨季の悪夢がちらつく。ポテンシャルは十分にあるが、自信をもって優勝候補とは言えないのが正直なところだ。

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