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偉大な親父を超えられる? 才能を秘めた2世タレント5人。フランス最強DFの次男に元祖スピードスターの息子もすごい!?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ケビン・マルティンス(インテルU-18)


【写真:Getty Images】


生年月日:2005年1月31日
父:オバフェミ・マルティンス(元ナイジェリア代表)

 昨年に現役を引退した元祖スピードスター、オバフェミ・マルティンス。そんな同選手の息子であるケビン・マルティンスは現在、父がかつてプレーしたインテルの下部組織でプレースキルを磨いている。ちなみにケビンの叔父は、こちらもインテルOBである元イタリア代表FWマリオ・バロテッリである。

 ケビンはミランユースでキャリアをスタートさせているが、「心はいつも青と黒」とし2018年にインテルのユースに移籍している。15歳にしてU-17チームの一員となり「インテルのユースチームで最高の選手の1人」とも称されるなど順調に成長。U-15イタリア代表としてもプレーした経験を持っている。昨季のリーグ戦では17試合に出場し4得点2アシストを記録していた。ちなみにオバフェミ・マルティンスと言えばゴール後のバク転・バク宙パフォーマンスが有名だが、ケビンは父からやってはいけないと言われているんだそうだ。

 小柄だった父オバフェミとは違いケビンは大柄であり、フィジカル能力の高さはユース年代で飛び抜けたものがあると見ていい。ヘディングゴールにも期待でき、シュートパワーも申し分なく、ポジション感覚にも優れているなど、爆発的スピードが自慢だった父よりもどちらかと言えば叔父のバロテッリにタイプは似ている。“オバオバ”はライバルが強力だったこともあり、結果的に出場機会を求める形でイタリアを去ったが、ケビンはインテルで素晴らしいキャリアを歩むのだろうか。


【了】

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