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偉大な親父を超えられる? 才能を秘めた2世タレント5人。フランス最強DFの次男に元祖スピードスターの息子もすごい!?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアン・トッティ(ローマU-18)


【写真:Getty Images】


生年月日:2005年11月6日
父:フランチェスコ・トッティ(元イタリア代表)

 セリエA優勝3回を誇るイタリアの名門ローマのレジェンドと言えば、誰もがフランチェスコ・トッティの名を口にするだろう。下部組織時代含め実に28年間同クラブに在籍し、トップチームでは公式戦785試合で307得点201アシストを記録。イタリア代表としてワールドカップ制覇も経験した、あまりにも偉大なフットボーラーである。

 そんな同選手の長男であるクリスティアンは、父がキャリアの全てを捧げたローマの下部組織に在籍している。ポジションはFW。やはり実力はあるようで、2017年に行われたU-12年代の大会「メモリアル・マリオッティ杯」では5試合で8ゴールと爆発し、見事大会の得点王に輝いている。また今年3月に行われたレッジーナU-17戦では父親の目の前でU-17チーム初ゴールを記録。その試合にはU-17イタリア代表監督のベルナルド・コッラーディも来ていたようで、クリスティアンのプレーに目を光らせていたという。

 父フランチェスコ、そして母のイラリー・ブラージはあまり望んでいないはずだが、クリスティアンに対する周囲の期待は当然ながら高い。「Goldbet」のベッティング・アナリストはクリスティアンの将来が非常に明るいとして、2023年中にセリエAデビューを飾ることに25倍のオッズを付けたという。プレッシャーは相当なはずだが、それに打ち勝ってこそ、偉大な父の背中が見えてくるはずだ。

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