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Jリーグ2022順位予想【京都サンガ】最後までもつれる!? ウタカが大不振…。残る対戦は?

シリーズ:J1リーグ順位予想 text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ2022シーズンは佳境を迎えている。優勝、AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得、J1残留など、それぞれの目標に向けて激しい戦いが続いている。最後に笑う者がいれば、涙を流す者がいるのが勝負の世界。ここでは、今季のJ1リーグを振り返るとともに今季の最終順位を予想する。


京都サンガ

予想順位:15位
暫定順位:16位
成績:勝ち点30(29試合7勝9分12敗)
監督:曺貴裁



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 12年ぶりのJ1リーグは、やはり決して甘くはなかった。序盤はピーター・ウタカのゴール量産を追い風に、上位に食い込んだ。しかし、6戦未勝利が2度あり、残留争いグループが定位置となってしまった。夏場には曺貴裁監督が湘南ベルマーレ時代に重用した3バックを試したが、結果にはつながらず。試行錯誤は続いている。

 J1初挑戦の武田将平や麻田将吾はJ1でも堂々たる活躍を見せており、若い川崎颯太も頼もしい存在となった。一方で経験豊富な前線の新加入組は不本意な成績が続く。大前元紀が2得点、山崎凌吾と豊川雄太は1得点に留まっており、夏に加わったアラン・カリウスとパウリーニョもフィットに時間がかかっているようだ。

 ハードワークを基調にしたプレッシングと縦に速い攻撃というベースは揺るがず、横浜F・マリノス戦は敗れたものの、一定の手応えを得ることのできる内容だった。ただ、FC東京戦ではアタッキングサードにおけるクオリティが課題に。3か月近くゴールから遠ざかるウタカの復調か、それに代わるFWの台頭がなければ、最悪の結末も視界に入ってくるかもしれない。

 残り5試合は決して楽ではない。川崎フロンターレ、サガン鳥栖、セレッソ大阪といった上位陣との対戦も残っている。そして最終節ではジュビロ磐田と対戦する。残留争いの行方が最終節までもつれることは必至だ。

【了】

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