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W杯出場ピンチ! 負傷離脱中の名手5人。サッカー日本代表の守備の要にドイツのスピードスターも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:パウロ・ディバラ(ASローマ/イタリア)

【写真:Getty Images】


生年月日:1993年11月15日
アルゼンチン代表通算成績:34試合3得点6アシスト

 アルゼンチン、イタリア、ポーランドと3カ国のルーツを持つパウロ・ディバラはいずれの代表としての参加資格を持っていたが、最終的にはアルゼンチン代表を選択。ユベントス加入後の2015年10月に同代表の選手としてデビュー戦を飾った。その後は代表監督が次々と交代される中でも常連メンバーとして名を連ね、初の国際大会としてロシアW杯出場も果たした。

 新天地ローマでも今季公式戦11試合7得点2アシストと輝きを放っていたディバラだったが、セリエA第9節のレッチェ戦でアクシデントに見舞われる。PKを蹴った直後に左脚の大腿直筋を痛め、50分に途中交代を余儀なくされた。現地メディアは同選手の離脱は4~6週間にも及ぶとしており、回復に更なる時間を要するようであればW杯欠場の可能性もあるとしている。

 今季は怪我直前までローマで大活躍を見せていただけに、非常に残念な出来事だった。W杯開幕直前での復帰が可能性としてありつつも、ぶっつけ本番でカタールW杯に挑むとなればパフォーマンス面で不安要素が残る。高い足元の技術で攻撃を組み立て、違いを作り出せる実力の持ち主であることは間違いないが、果たしてこの至宝の2大会連続の出場は叶うのだろうか。

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