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W杯出場ピンチ! 負傷離脱中の名手5人。サッカー日本代表の守備の要にドイツのスピードスターも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:リシャルリソン(トッテナム/イングランド)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年5月10日
ブラジル代表通算成績:38試合17得点7アシスト

 リシャルリソンは2018年夏に加入したエヴァートンで台頭。同クラブ加入後から約1ヶ月半後にチッチ監督の下でA代表デビューを果たし、その翌年に開催された東京五輪2020ではセレソンの10番として大会最多の5得点を挙げ、母国を金メダル獲得に導く大活躍を見せた。しかし、そんなブラジル代表のストライカーにも約1ヶ月後に控えたカタールW杯出場に黄信号が灯っている。

 今月中旬に行われた古巣エヴァートン戦の52分にふくらはぎの負傷により途中交代を余儀なくされ、試合後には松葉杖でスタジアムを後にした。当初はカタールW杯欠場の可能性も浮上したが、後日行われた検査の結果、離脱期間は2週間程度とされ、W杯出場に可能性を残すこととなった。

 選手本人はもちろん、ブラジル代表のチッチ監督にとってもまさに不幸中の幸いだった。というのも、リシャルリソンは直近の代表戦6試合で7得点2アシストと絶好調を維持しており、ブラジル代表がカタールW杯で躍動するためには同選手の存在が必要不可欠だからだ。W杯の代表メンバー入りする可能性は高いとされているが、パフォーマンス面で調子を取り戻す必要もありそうだ。


【了】

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