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もう見たくない…。 アーセナルで嫌われた5人。歓迎されなくて当然な選手たち

シリーズ:嫌われた5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ウィリアン(フラム)


【写真:Getty Images】


生年月日:1988年8月9日
アーセナル通算成績:37試合1得点7アシスト

 20年夏、2019/20シーズンまでチェルシーで背番号10を背負っていたウィリアンがアーセナルへと移籍したことは大きな話題を呼んだ。入団の際にこのブラジル代表は「クラブは僕との3年契約の間にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を優勝することを考えている。チェルシーではCL以外の全てのタイトルを獲得してきたから、自分もその計画の一部になりたい」と強い口調で意気込みを語った。

 しかし、蓋を開けるとフラムとのプレミアリーグ開幕戦が彼のアーセナルでのピークだった。もともと得点を量産するタイプの選手ではないが、結果的に移籍後初ゴールを決めたのはアーセナルでのラストゲームとなったプレミアリーグ第35節と、全くと言って良いほど活躍することができなかった。

 チームも26年ぶりに欧州カップ戦の出場権獲得を逃すなど不調が続き、チームトップクラスの給与を受け取っていたことも相まってサポーターの非難の的となった。またエミール=スミス・ロウらクラブ生え抜きの若手選手を差し置いて試合に出場していたことに対しては当人のウィリアンだけでなく、起用していたミケル・アルテタ監督への批判も相次いだ。

 アルテタ監督が志向するサッカーへの適応に苦しんだウィリアン。加入からわずか3ヶ月後に代理人に退団を希望する旨を伝えていたそうだ。そしてシーズン終了後に契約を解除してアーセナルを去った。

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