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CL・EL日本人選手活躍度ランキング。クラブの歴史に名を刻む! 圧巻の活躍だったのは?

シリーズ:CL・EL日本人選手活躍度ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:守田英正


【写真:Getty Images】



所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル)
今節の対戦相手:トッテナム・ホットスパー(イングランド)
今節の成績:61分出場/0得点0アシスト(CL)
今大会の成績:5試合(334分出場)/0得点1アシスト(CL)

 すっかりスポルティングCPに不可欠な選手となったMF守田英正は、CLグループステージで5試合連続の先発出場を果たした。前節は味方選手の退場によって22分で交代となってしまったが、今回のトッテナム・ホットスパー戦は61分に交代するまでピッチに立ち続けて1-1での勝ち点1獲得に貢献した。

 交代後の形勢が、守田のピッチ上における影響力の大きさを物語っていた。18歳のMFマテウス・フェルナンデスが代わりにピッチに立ってからの約30分間は、それまで以上に防戦一方の展開となり、80分に同点ゴールを奪われてしまう。後半アディショナルタイムにFWハリー・ケインの得点がVARの介入によって取り消されていなければ、勝ち点ゼロに終わっていた可能性もあった。

 劣勢の中でも守田は的確なポジショニングと果敢なプレッシングでピンチの芽を摘み、積極的なパスさばきで攻撃を前進させた。CLの舞台でプレミアリーグのトップクラスにも見劣りしないパフォーマンスを続けている。交代直前に右ふくらはぎを痛めて座り込む場面があったのだけが気がかりだ。

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