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ピケ以外には誰がいる? バルセロナで現役引退した名手5人。不運のストライカーに真のリーダーも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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バルセロナに所属する元スペイン代表DFジェラール・ピケが、現地5日のアルメリア戦を最後に現役引退した。これまでバルセロナには数多くの実力者が在籍してきたが、ピケのように同クラブを最後にスパイクを脱いだ選手は意外にもそう多くない。今回は、バルセロナで現役引退した選手を5人紹介する。


FW:セルヒオ・アグエロ(元アルゼンチン代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1988年6月2日
在籍:21年夏〜21年冬
通算成績:5試合1得点


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 マンチェスター・シティのレジェンドとなったセルヒオ・アグエロは、同クラブとの契約満了に伴い、昨年夏にバルセロナに加入。スペインの名門では、アルゼンチン代表のチームメイトであり、プライベートでも仲が良いことで知られていたリオネル・メッシとのコンビネーションに大きな期待が寄せられていた。しかし、アグエロのバルセロナでの冒険は、思わぬ形で幕を閉じた。

 怪我で出遅れたアグエロは、ラ・リーガ第9節のバレンシア戦でバルセロナデビューを飾ると、翌第10節のレアル・マドリード戦で移籍後初ゴールをマーク。第11節ラージョ・バジェカーノ戦では移籍後初のフル出場を果たしていた。しかし、第12節のアラベス戦で胸の違和感を訴え、そのままピッチに座り込んでしまう。その後のプレー続行は不可能となり、交代することになった。

 後にクラブはアグエロが不整脈と診断されたことを発表。3ヶ月のプログラムを経て復帰すると伝えていた。ところが、同選手は医師から「フットボールをやめることが最良」と告げられたとし、今後の健康のため、昨年12月に惜しまれつつ現役引退を表明。会見では涙を流すなど、多くのサッカーファンにとっても悲しい瞬間となった。

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