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【スイス代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース

FIFAワールドカップカタール2022が、11月20日に開幕を迎える。4年に1度の祭典に果たしてどのような選手たちが臨むのか。今回は、5大会連続12回目の出場となるスイス代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。(成績は11月19日、年齢はW杯開幕時点のもの)


GK


【写真:Getty Images】

ヤン・ゾマー(背番号1)
生年月日:1988年12月17日(33歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:10試合出場/14失点
代表通算成績:77試合出場/71失点


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 スイスの絶対的守護神が自身3度目のワールドカップに臨む。身長は183cmと他のGKに比べ小柄だが、人間離れした反射神経と抜群の敏捷性を誇っており、どんな質の高いシュートでも涼しい顔で弾き出す。また落下地点を読む力や跳躍力にも優れているため、空中戦も決して苦にしていない。昨年のEURO(欧州選手権)では圧巻の活躍で初のベスト8入りの立役者に。その大会と同じように、カタールの地でもこの“ビッグセーバー”が他国の悩みとなる可能性は十分だ。

ヨナス・オムリン(背番号12)
生年月日:1994年1月10日(28歳)
所属クラブ:モンペリエ(フランス)
22/23リーグ戦成績:10試合出場/15失点
代表通算成績:4試合出場/7失点

 フランスのモンペリエで3シーズン目を過ごしている28歳。スイス代表ではまだ4試合しかプレーしていないが、今年6月に行われたUEFAネーションズリーグのポルトガル代表戦で再三ファインセーブを披露し、無失点勝利に貢献したことで大きく評価を高めた。偉大な先輩であるヤン・ゾマーのような派手さはなく手堅いプレースタイルで、190cmの長身を生かしたハイボール処理に自信を持っている。将来的には「4大リーグのいずれかでプレーしたい」と明言。

グレゴール・コベル(背番号21)
生年月日:1997年12月6日(24歳)
所属クラブ:ドルトムント(ドイツ)
21/22リーグ戦成績:11試合出場/13失点
代表通算成績:3試合出場/6失点

 スイス代表では2番手だが、実力は十分にレギュラークラス。目を見張るほどの反射神経と194cmの巨体からは想像できないほどの機動力を武器にビッグセーブを披露することが少なくなく、若いながらリーダーシップもあるなど、今後が楽しみな存在だ。今夏加入したドルトムントでの活躍は印象的で、それを証明する1つの事実が市場価値の変動。ドルトムント加入時は1300万ユーロ(約15.6億円)だったが、今年11月の更新で倍近くの2500万ユーロ(約30億円)となった。

フィリップ・ケーン(背番号24)
生年月日:1998年4月2日(24歳)
所属クラブ:ザルツブルク(オーストリア)
22/23リーグ戦成績:16試合出場/9失点
代表通算成績:0試合出場/0失点

 若手育成に定評のあるザルツブルクで主力を担う190cmの大型守護神。スイス代表デビューはまだだが、ヤン・ゾマーとヨナス・オムリンが負傷を抱えたままの選出となったため、不測の事態に備え4番手としてメンバー入りを果たした。ボールの軌道を最後の最後まで見極めてから繰り出すシュートストップや、セカンドボールへの反応の速さを特徴としている。ちなみにU-18まではドイツ代表でプレーしていたのだが、U-19よりスイス代表でのプレーを選択している。

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