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久保建英、4年後は任せたぞ。何もできぬまま終わった初W杯。託されたサッカー日本代表の悲願達成

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



久保建英、何もできぬまま終わった初W杯

 サッカー日本代表は現地時間5日、FIFAワールドカップカタール2022ラウンド16でクロアチア代表と対戦した。試合は1-1のままPK戦に突入し、日本代表の敗退が決まっている。久保建英はベンチ外となり、日本代表の敗退を見届けた。



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 久保にとって初めてのワールドカップは、何もできぬまま終わった。ドイツ代表との初戦で先発起用されたが、前半終了とともにベンチに下げられた。続くコスタリカ代表戦では左サイドに相馬勇紀が抜擢され、久保に出場機会は訪れず。第3戦では再び先発のチャンスが与えられたが、初戦同様ハーフタイムで交代となった。

 ドイツ代表戦も、スペイン代表戦も、久保が下がった時間帯で逆転に成功している。久保も苦しい時間帯の中でハードワークしていたが、得点に絡めなかったことは事実。チームが決勝トーナメントに進出したことで雪辱のチャンスが生まれたが、体調不良により3日と4日の練習を欠席し、5日のクロアチア代表戦はメンバーからも外れた。

 初めてのワールドカップは不完全燃焼で終わった。しかし、21歳の久保にはこれからもチャンスがあるはずだ。4年後の北中米大会は25歳、2028年大会は29歳のときに迎える。日本代表はベスト16の壁を今回も越えることができなかったが、そのバトンは久保らが中心となるであろう未来の日本代表に託された。

【了】

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