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日本代表 1年前

リスクが大きい?W杯後の移籍で失敗した歴代サッカー日本代表5人。マンUからゴールを奪った男も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:小笠原満男(おがさわら・みつお)


【写真:Getty Images】


生年月日:1979年4月5日
移籍先:鹿島アントラーズ→メッシーナ(イタリア)
移籍日:2006年8月1日(ドイツW杯後)
移籍金:フリー(レンタル移籍)

 鹿島アントラーズのレジェンド、小笠原満男は2002年3月に日本代表デビューを飾ると、日韓ワールドカップに臨むメンバー23人に名を連ねた。同大会後に就任したジーコ監督の下では定位置を確保してドイツW杯に出場。グループリーグ第2節と第3節に先発出場し、2大会連続でW杯のピッチに立った。

 小笠原は同大会後の2006年8月に当時セリエAに所属したメッシーナへレンタル移籍。リーグ戦3節でセリエAデビューすると第5節のASリヴォルノ戦で初先発を飾り、第7節のエンポリ戦で初ゴールをマークした。初の海外挑戦は順調かと思われたが、なぜか第7節以降は出番が減少。最終的にリーグ戦出場は6試合に留まり、第20節以降はベンチに入ることすら出来なかった。

 念願の海外挑戦はかなり苦しい結果となり、06/07シーズン終了後の2007年7月に鹿島へ帰還。復帰後はメッシーナでの鬱憤を晴らすかのように躍動し、6シーズンぶりのJ1制覇と7シーズンぶりの天皇杯制覇に貢献した。

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