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Jリーグ 1年前

ケガから復活へ! 再起を目指すJリーグ選手5人。重傷を乗り越えて復帰を目指す不屈の男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

深井一希(北海道コンサドーレ札幌)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年3月11日(27歳)
2022リーグ戦成績:23試合2得点0アシスト
負傷:右膝前十字靭帯断裂

 札幌出身でジュニア年代からコンサドーレ一筋の深井一希は、前十字靭帯断裂を4度経験している。4度目となったのが昨年9月のトレーニング中で、右膝の前十字靭帯断裂は2度目だった。直後の試合後には選手全員が背番号8のユニフォームを着て、深井へのエールとチームの連帯を示した。

 トップチームに昇格した13年に左膝の同箇所を断裂し、翌年には復帰からわずか1か月で右膝同箇所断裂と半月板損傷という重傷を負った。17年4月に左膝同箇所断裂と半月板損傷という重傷を負い、そのシーズンを全休することとなっている。何度も苦しい状況に陥りながらも札幌ドームのピッチに帰ってきた。いつからか深井は「不屈の男」と呼ばれるようになった。

 年代別代表の常連で、FIFA U-17ワールドカップも経験した深井は、持ち前のボール奪取能力の高さや推進力で北海道コンサドーレ札幌を支え続けてきた。不屈の男が4度目の復帰を果たしたとき、札幌はまた1つ大きな武器を手に入れることになる。

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