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明治安田生命Jリーグの各クラブは、2023シーズンの開幕に向けて準備を進めている。名古屋グランパスは、今冬に期限付き移籍からの復帰も含めて11人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、その新戦力たちの中から新天地での活躍が期待される選手を紹介する。
MF:山田陸(背番号35)
生年月日:1998年4月15日(24歳)
前所属:ヴァンフォーレ甲府
2022リーグ戦成績:40試合1得点1アシスト
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昨季ヴァンフォーレ甲府の中核を担い、クラブ史上初の天皇杯優勝に貢献したボールハンター、山田陸が名古屋グランパスにやってきた。大宮アルディージャの下部組織出身の同選手は、19歳でトップチームデビュー。その後はレンタル移籍が続いたが、2020年2月に甲府へ加入すると才能が開花し、瞬く間にJ2屈指の選手となった。
ボランチを主戦場とする山田の最大の特徴は、高いボール奪取能力だ。広い視野で相手の位置を把握し、鋭い読みを活かしたセカンドボールの回収やトラップ際を狙った素早いタックルでボールを奪う。だが、タックルをかわされた際のプレスバックが遅れる場面があるため、この点は改善が必要だ。
グランパスではキャプテンの稲垣祥が同ポジションで不動の地位を確立しており、おそらく山田は稲垣のバッグアッパーとして起用されると予想する。だが、長谷川健太監督は昨季、3-1-4-2の他に3-4-2-1も採用しているため、後者を採用する際は稲垣とコンビを組むことになるだろう。J2で急成長したボールハンターは、J1の舞台でもその実力を発揮できるか。
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