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バルセロナ下部組織の髙橋仁胡は「外国人みたいなハートもある」。サッカーU-20日本代表としてU-20アジアカップへ

text by 編集部

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【写真:Getty Images】



反町康治JFA技術委員長が語る髙橋仁胡

 サッカー日本代表は3日、ウズベキスタンで行われるAFC U-20アジアカップ・グループステージ初戦でU-20中国代表と対戦する。前日となる2日には今大会に団長として参加している反町康治JFA技術委員長がJFA理事会後のメディアブリーフィングに出席した。



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 U-20アジアカップは5月に開幕するFIFA U-20ワールドカップ出場権をかけた大会となる。反町委員長は「世界の切符を得るための厳しい戦いになると思いますので、一戦一戦大事にやっていかなければいけない」と気を引き締めた。

 これまで約3年間は新型コロナウイルスの世界的流行もあり、国際大会や海外遠征が満足にできず、アンダーカテゴリーの選手たちの経験不足が懸念されている。ただ、昨年5月に第48回モーレスレベロトーナメント、9月にはU-20アジアカップ予選など、徐々に活動の規制もなくなっている。そして、このアジアカップとワールドカップは、この世代における集大成の大会となる。

 2003年以降生まれが対象となるU-20日本代表で、今大会のメンバーに入った髙橋仁胡は2005年生まれ。世代としては2028年のロサンゼルス五輪に出場できる年代だ。団長としてU-20日本代表の活動を見守る反町委員長は「まったく遠慮せずに、ガツガツしたところもある。外国人みたいなハートもあるので頼もしい」と話す。

 アルゼンチン人の父と日本人の母を持つ髙橋はスペインで育ち、バルセロナの下部組織でプレーしている。日本にルーツを持ち、海外に居住する選手と積極的にアプローチをとってきた反町委員長は「バルセロナの練習場に行って、本人に挨拶をした。本人の意向も大事にしたい中でお母さんとも話をして、日本の代表として戦いたいという話も受けた」と明かしている。

 自身のルーツである日本を代表して戦う初の国際主要大会で髙橋はどのようなプレーを見せるのか。U-20日本代表は3日に初戦を迎える。

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【了】

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