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マンチェスター・ユナイテッド、最悪の補強は…歴代ガッカリ高額移籍5人。総額359億円、大金を無駄にした男たち

シリーズ:歴代ガッカリ高額移籍5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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多くの舞台で頂点に立った名門マンチェスター・ユナイテッドは、これまで数々の著名な選手を獲得してきた。額面通りの活躍を見せた選手もいれば、期待を裏切った選手も少なくない。ここでは、マンUが高額な移籍金を支払って獲得したものの、それに見合う活躍ができなかった選手を紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照


MF:ポール・ポグバ


【写真:Getty Images】

生年月日:1993年3月15日
移籍金:1億500万ユーロ(約126億円)
在籍期間:2016年8月~2022年7月
リーグ戦成績:157試合29得点42アシスト


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 マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育ったポール・ポグバは、18歳でトップチームデビューを飾ったが、サー・アレックス・ファーガソン監督の下ではほとんど出場機会を得ることが出来なかった。だが、2012年夏にユベントスに引き抜かれると、セリエAで才能が開花。瞬く間に世界最高峰のMFへ成長を遂げ、ファーガソン監督の退任後低迷したユナイテッドへ、2016年8月に1億500万ユーロ(約126億円)という巨額の移籍金で復帰した。

 しかし、この金額に見合う活躍をしたとは言い難いだろう。復帰初年度の16/17シーズンはリーグカップとUEFAヨーロッパリーグ(EL)の2冠に貢献したが、以降はクラブにタイトルをもたらすことが出来ず。19/20シーズンから足首とハムストリングの負傷に苦しみ、同シーズンと21/22シーズンは約半分を欠場している。

 また、ピッチ外では退団の噂が絶えず。2019年には「新しいチャレンジのときがやって来た」と退団を示唆するコメントを発するなど、毎年のように去就問題が取りざたされていた。そして昨年夏、契約延長交渉でポグバ側が要求した給料の増額を容認しなかったクラブに対して「彼らは何も提供してくれない。残留してほしいと言っているのに、なぜ何も提供できないと伝えてくるのか。こんな交渉は見たことがない」と不満を述べ、2022年7月にマンUを去った。

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