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夏の大改造必須!? チェルシー、ポジション別の補強優先度診断。最も改善すべきは…

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


補強優先度:A
主な新加入選手:ミハイロ・ムドリク、ラヒーム・スターリング、ノニ・マドゥエケ、ピエール=エメリク・オーバメヤン、ダトロ・フォファナ、ジョアン・フェリックス

 2022年5月、トッド・ボーリー新オーナーを迎えたチェルシーは、FW陣だけで夏に6820万ユーロ(約82億円)、さらに冬には1億2800万ユーロ(約153億円)を費やし、ラヒーム・スターリングやミハイロ・ムドリク、ジョアン・フェリックスといったスター選手たちを獲得した。しかし、どの選手もほとんど結果を出せていない。

 今季チェルシーが獲得したFW6選手の中で最も結果を出しているのはスターリングだが、同選手のここまでの得点数は「7」。プレミアリーグではわずか「4」得点に留まり、その他は監督交代以降ほとんど出番がないピエール=エメリク・オーバメヤンが3得点、今冬に加入したジョアン・フェリックスが1得点となっている。

 巨額の移籍金を支払って獲得した選手らが振るわないため、プレミアリーグ第27節を終えた時点でのチェルシーの得点数は、ビッグ6最少の「27」。チームは10位に沈み、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が厳しい状況になっている。英紙「sky sports」によると、インテルにレンタル移籍中のロメル・ルカクが来季復帰するようだが、同選手は昨季チェルシーで不甲斐ない結果に終わっているため、新エースとなり得るストライカーの獲得は必須だ。

【了】

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