サッカー日本代表　最新ニュース

FIFAワールドカップカタールでの戦いを終え、次の時代に向けて新生サッカー日本代表が本格的に始動している。28日のコロンビア代表戦に向けて招集されたメンバーの能力を、様々なデータから数値化。ポジションごとに能力値の平均値をランキング化して紹介する。（ポジションは日本代表でのもの。成績と市場価値は『transfermarkt』を参照。情報は3月26日時点）

8位：西村拓真（横浜F・マリノス）

生年月日：1996年10月22日（26歳）
市場価値：100万ユーロ（約1.2億円）
2022リーグ戦成績：27試合10得点2アシスト
日本代表通算成績：4試合3得点0アシスト

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　現在26歳の西村拓真も、これから日本代表定着を狙う選手の1人だ。プロデビューの地であるベガルタ仙台時代から注目を集めてはいたが、そこから海外へと飛び出し、昨年に横浜F・マリノスへ加入すると、より恐ろしい存在へと進化。マリノス1年目ながらJ1で10ゴールを奪う活躍を披露し、クラブの優勝に大きく貢献した。

　今やトップ下が主戦場となった西村の特徴は、抜群の運動量と「スピード」だ。CFの一列後ろでチャンスメイクしながら、凄まじい推進力をもってフィニッシュにも絡むことができ、守備に切り替われば強烈なプレスで相手に自由を与えない。1試合の走行距離が13キロを超えるのはもはや当たり前のレベルで、マリノスのアタッキングフットボールを体現する上で欠かせないピースとなっている。

　先日行われたウルグアイ代表戦で、西村はゴールを奪った。伊東純也が右サイドを抜けると、スプリントしてボックス内に入り、クロスをダイレクトで押し込んでいる。これこそが西村の強みであり、同じトップ下を主戦場とする鎌田大地とはまた違った迫力がある。このまま西村が日本代表での立場を築くことができれば、チームの攻撃の幅はより広がるだろう。

【了】