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争奪戦必至!? 夏の移籍市場、お買い得選手10人。市場価値100億超えの逸材にあの日本代表も

シリーズ:お買い得選手10人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:鎌田大地(日本代表/フランクフルト)


【写真:Getty Images】


生年月日:1996年8月5日(26歳)
22/23リーグ戦成績:27試合7得点5アシスト
市場価値:3000万ユーロ(約42億円)
主な移籍先候補:ドルトムント、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、ニューカッスル

 21歳でサガン鳥栖を飛び出し海外に渡った鎌田大地は、ドイツ国内屈指のMFへと成長した。シント=トロイデンへのレンタルから復帰してフランクフルトの主力に定着すると、2020/21シーズンにはブンデスリーガだけで13アシストを記録と爆発。昨季はヨーロッパリーグ(EL)制覇の立役者となった。今やその市場価値は、日本人トップの3000万ユーロ(約42億円)となっている。

 その鎌田は、今季限りでのフランクフルト退団が以前から囁かれていたが、先日クラブが契約延長しないことを正式に発表。選手自身もSNSでフランクフルトへの感謝を述べるなど、7月よりフリーの身となることが決まった。また、チームメイトのエバン・エンディカも契約満了による今夏の退団が確実視されており、クラブにとってはダブルパンチといったところだ。

 ドイツ国内だけでなく、欧州コンペティションでの経験値も豊富。さらに3000万ユーロ(約42億円)の価値をもつ選手を移籍金なしで獲得できることもあって、当然ながら鎌田には多くのクラブが興味を寄せている。同選手はドイツ国外でのプレーを希望しているとの報道も出ているが、その答えはもうしばらくでわかるだろう。激しい争奪戦を制すのはどこか、今から楽しみだ。

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